パフェについて

パフェについて

日本最古のパフェは1893年(明治26年)に「Parfait FUJIYAMA(パフェ フジヤマ)」として明治天皇の誕生日を祝う晩餐会で供されました。これが日本のパフェの始まりです。最初のパフェはフランス発祥の姿のままで、平皿にアイスクリームを盛ったものでした。

 

その後、パフェはアメリカでグラスの中に盛り付ける形になります。フランス式の平皿に盛り付けられるパフェではなく、アメリカ式のグラス内に盛り付けるという形でパフェは日本で広まりました。

 

そして、2000年ごろから日本式のパフェが花開きました。パフェは日本の「水菓子文化」「縮み志向」と出会うことで日本式のパフェへと発展しました。

 

和食には、水菓子として果物を果物のままで楽しむ文化があります。また、果物は消費の対象なだけでなく、贈答品の対象でもあるので世界でも最高級の果物が生産されています。このような果物に対する文化を踏まえて、日本式のパフェは果物自体の美味しさを活かす方向で進化しました。

 

また日本には枕草子で「小さきものは、みなうつくし」という有名な一節や茶室、俳句に表されるように小さなもののなかで世界を表現するという「縮み志向」といわれる日本文化があります。

 

茶道が中国で生まれ日本文化で花開いたように、パフェはフランスで生まれアメリカで熟成し日本で花開きました。

 

パフェは日本文化を表象し、ParfaitではなくPafeとなりました。

ブログに戻る